シワや型崩れを防ぐ!たたむべき洋服とハンガーに掛けるべき洋服の見分け方

洋服を収納する際たたむべきかハンガーに掛けるべきか迷ったことはありませんか?

たたむべきか?掛けるべきか?を知っておけば、シワや型くずれを防ぐことができます。

そこでこちらの記事では、たたむべき洋服とハンガーに掛けるべき洋服の見分け方についてご紹介します。

このブログは、着心地のいいセミオーダーのレディース服をデザイン、製作する洋服工房ANNEのオーナー、愛弓がお届けします。

この記事でわかること

・たたんで収納すべき洋服の種類

・ハンガーに掛けて収納すべき洋服の種類

・ハンガーの選び方

たたむべき洋服

たたんで収納すべき洋服は「編物」いわゆる「ニット」の生地から作られたものです。

編物とは糸を編んで作った布のことを言います。見分けるおおよその目安は、布を引っ張った時に伸びれば編物です。

編物は伸縮性に優れており、ハンガーに掛けると服の重さで生地が伸びるため、型くずれを起こしてしまいます。たたんで収納することによって、生地が伸びないので型くずれを防止できます。

編物を使った洋服の主な種類

Tシャツ、カットソー、スウェット、パーカー、セーター、カーディガン、ニットワンピースなど。

たたむ際のひと工夫

たたんで収納するとシワが気になる場合は、たたむ際にA4サイズの上質紙を挟んでおくとシワがつくにくくなります。

ハンガーに掛けるべき洋服

ハンガーに掛けて収納すべき洋服は「織物」の生地から作られたものです。

織物とは糸を縦横に織って作った布のことを言います。見分けるおおよその目安は引っ張っても伸びなければ織物です。

織物は型くずれに強いためハンガーに掛けても大丈夫です。掛けて収納すればシワを防止できます

織物を使った洋服の主な種類

ブラウス、シャツ、コート、ジャケット、ブルゾン、パンツ、スカートなど。パンツは意外かもしれませんが、たたむより掛けるほうが型くずれを避けることができます。

ハンガー選びのポイント

サイズに合ったハンガーやアイテム別にハンガーを選ぶことは、服をきれいな状態で収納するためにとても大切です。服に適さないハンガーの使用は、シワや型くずれの原因になります。ハンガー選びのポイントは次の3つです。

  1. 洋服の肩幅に合うものを選ぶ
  2. アイテム別に合う厚みのものを選ぶ
  3. ジャケット・コート用は肩が前側にカーブしたものを選ぶ

洋服の肩幅に合うものを選ぶ

ハンガーの肩幅が大きすぎると服の肩先に不自然な跡が残ってしまい、ハンガーが小さすぎると肩にハンガー跡のシワができてしまいます。

服の肩幅より2~4cm小さいものがハンガーの肩幅の理想的なサイズとされています。

もしちょうどいいサイズがない場合は、大きいものよりも小さいものを選んだ方がベターです。大きすぎるハンガーを使うと服が伸びてしまいます。

アイテム別に合う厚みのものを選ぶ

ハンガーが厚すぎるとシワの原因に、薄すぎると型くずれの原因になります。アイテムに合わせて適度な厚みのあるハンガーを選びましょう。

目安としては☟

ジャケット用・・・肩先の厚みが3~5cm

 

コート用・・・肩先の厚みが5cm以上

 

シャツやブラウス用・・・全体の厚みが1~2.5cm

ジャケット・コート用は肩が前側にカーブしたものを選ぶ

ジャケットやコートは立体的なので、平らなタイプのハンガーを使うと服の後ろ側が突っ張り、型崩れの原因になります。

シャツやブラウスは平らなものでも問題ありませんが、ジャケット・コート用は前側にゆるくカーブしたものを選びましょう。

まとめ

たたむべき洋服とハンガーに掛けるべき洋服の見分け方についてご紹介しました。お気に入りの洋服のシワや型くずれを防ぐため、ぜひ参考にしてみてください。

この記事のポイント

・たたんで収納すべき洋服は「編物」いわゆる「ニット」の生地から作られたもの

・ハンガーに掛けて収納すべき洋服は「織物」の生地から作られたもの

・サイズに合ったハンガーやアイテム別にハンガーを選ぶ

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