洗濯物の生乾き臭を撃退!生乾き臭を防ぐ5つの方法と取り除く3つの方法

日々の洗濯での困り事と言えば部屋干しで起こる生乾き臭。

「洗濯直後は臭わないけど乾かしている間に臭う」

「乾いた直後は臭くないのに使うと臭う」

「洗いなおしても臭いが取れない」これらのような経験は少なくないと思います。

ちゃんと洗濯しているのになぜだろうと思いますよね。

そこでこちらの記事では、生乾き臭を防ぐ方法や取り除く方法についてご紹介します。

このブログは、着心地のいいセミオーダーのレディース服をデザイン、製作する洋服工房ANNEのオーナー、愛弓がお届けします。

この記事でわかること

・生乾き臭の原因

・生乾き臭を防ぐ5つの方法

・生乾き臭を取り除く3つの方法

生乾き臭の原因

生乾き(十分に乾いていないこと)の臭いは、洗濯ものがしっかり乾かないまま時間が経過し、「モラクセラ菌」というどこにでもいる常在菌が繁殖することで発生します。

モラクセラ菌は皮脂や水分を栄養にして繁殖するため、皮脂汚れが残っていたり乾くまでに時間がかかると、菌が繁殖しやすい環境になりイヤな臭いが発生していまいます。

モラクセラ菌は乾燥や紫外線に強く、繁殖すると外干ししても一部は残ります。

洗濯ものが乾いた直後は臭くないのに、着たり使ったりするうちに臭ってくるのは、汗や皮脂によってその水分とともに菌が揮散して臭いを発生させるためです。

また、生乾き臭のする衣類やタオルをを何度洗っても臭いが取れないのは、一度繁殖してしまった菌は洗い直しても簡単には取れず、繊維の奥に菌が潜んでいるからです。

生乾き臭を防ぐ5つの方法

ではどのようにすれば生乾き臭を防ぐことができるのでしょうか?その方法を5つご紹介します。

  1. 湿った洗濯ものをためない
  2. しっかり汚れを落とす
  3. 酸素系漂白剤で消臭
  4. できるだけ速く乾かす
  5. 洗濯槽のお手入れ

湿った洗濯ものをためない

皮脂や水分を栄養にして繁殖するということは、洗濯前の汗が染みこんだ衣類も菌にとって絶好の繁殖地になります。洗濯カゴに汚れた衣類を放置していたり、濡れたものと乾いたものを一緒に入れたりしていると、洗濯前から菌は大繁殖してしまいます。

洗濯前に菌を増やさないために、濡れたものと乾いたものは別のカゴに入れて、できるだけすぐに洗濯するようにしましょう

しっかり汚れを落とす

菌を活性化させないためには、菌の栄養になる皮脂をしっかりと落とし切ることが大事です。

洗う際は洗濯機に洗濯物を詰め込みすぎないようにしましょう。洗濯液が衣類全体に行き渡るには、洗濯液の中で衣類がゆらゆらと泳げる状態が理想です。

酸素系漂白剤で消臭

モラクセラ菌はなかなか通常の洗濯だけでは落とすことができません。洗濯の際、色柄物でも使える酸素系漂白剤を洗剤と一緒に投入しておけば、殺菌・消臭効果が期待できます。

できるだけ速く乾かす

菌が繁殖しないようにできるだけ速く乾かすことが重要です。

モラクセラ菌は5時間経過した頃から爆発的に増殖するため、5時間以内に乾かすことができれば、臭いをある程度抑えることができます。

速く乾かすための工夫

脱水を2回かけて干す前にできるだけ水分飛ばす

 

✔空気が流れる部屋の中央に洗濯ものを干す

 

✔サーキュレーターや扇風機で洗濯ものに風を当て、できるだけ速く水分を飛ばす

 

✔吸湿性に優れている新聞紙を床に敷いて室内の湿度を低くする

 

✔浴室は換気扇がついているため、空気の流れを作りやすいのでおすすめ

 

✔窓を閉めきっている場合、カーテンレールに洗濯ものを干さない。窓際は空気の流れがなく湿気がたまりやすいので乾きにくいから。

 

✔干した洗濯ものがある程度乾いた状態でアイロンをかけると熱で速く乾く

乾きやすい干し方

洗濯もの同士が密にならないようゆとりを持って干す

 

✔ピンチハンガーにはアーチ型に干す。外側に長いものを干し内側に向かって短いものを干すと風の通りが良くなる

 

✔ズボンは裏返してピンチハンガーに筒状に干すと、ポケットに風が当たり、ズボンの中に風が通る

 

✔パーカーやシャツは裾をピンチで止めて逆さにして干すと、フードや脇の下や襟の重なりを防ぐことができる

 

✔バスタオルは端をピンチで止めて一直線になるように干すと生地が重ならない

洗濯槽のお手入れ

洗濯槽の裏側に菌が潜んでいることが多いので、月に1回位の頻度で掃除するのが理想です。

洗濯後は洗濯機の蓋を開けておき、洗濯槽をしっかり乾燥させましょう。

生乾き臭を取り除く3つの方法

ではすでについてしまった生乾き臭を取り除くにはどのようにすればよいのでしょうか?その方法を3つご紹介します。

漂白剤に浸けおきする

煮沸消毒する

熱湯消毒する

漂白剤に浸けおきする

漂白剤は殺菌効果だけでなく消臭効果も期待でき、浸けおきすれば臭いを除去できます。

浸けおきの手順

①洗面器やたらいに40℃のお湯をはる

 

②そのお湯に漂白剤の容器に表示されている規定の量の漂白剤を入れよく混ぜる

 

③そこに洗濯ものを30分ほど浸けおきする

 

④その後通常通り洗濯する

煮沸消毒する

モラクセラ菌は65℃以上の熱に10分間さらされると発育が抑制されます。タオルや傷みにくい衣類は煮沸消毒がおすすめです

煮沸消毒の手順

①大き目の鍋に水を入れて沸騰させる

 

②その沸騰したお湯に洗濯ものを入れ15分加熱する。

 

③その後しっかりとすすぐ

熱湯消毒する

煮沸できない傷みやすい衣類の場合は熱湯消毒がおすすめです。

熱湯消毒の手順

①洗面器やたらいに約40℃~50℃のお湯をはる

 

②そのお湯に洗濯ものを10分ほど浸けおきする。お湯の温度が下がらないように注意する

 

③その後しっかりとすすぐ

まとめ

生乾き臭を防ぐ方法、取り除く方法についてご紹介しました。ぜひ参考にしてみてください。

この記事のポイント

・生乾き臭は洗濯ものがしっかり乾かないまま時間が経過し「モラクセラ菌」が繁殖することで発生する

・生乾き臭を防ぐためにすべきことは

・湿った洗濯ものをためずにできるだけ早く洗濯する

・皮脂を洗剤液でしっかりと落とし切る

・酸素系漂白剤を洗剤と一緒に投入して消臭する

・できるだけ速く乾かす

・月に1回洗濯槽を掃除する

・生乾き臭を取り除くためにすべきことは

・漂白剤に浸けおきする

・煮沸消毒する

・熱湯消毒する

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