色のコーディネートが上手くなる!おしゃれになる服の色の合わせ方の法則

服をコーディネートする時に色の合わせ方に悩むことはありませんか?

服の色の合わせ方には法則があります。それがわかればカラーコディネートが楽に上手にできるようになります。

そこでこちらの記事では、おしゃれになる服の色の合わせ方の法則についてご紹介します。

このブログは、着心地のいいセミオーダーのレディース服をデザイン、製作する洋服工房ANNEのオーナー、愛弓がお届けします。

この記事でわかること

・3色による配色構成

・基本の7色

・4種類の配色の仕組み

・主な配色技法

3色による配色構成

2色以上の色を組み合わせることを配色といいます。

3つの色で配色を構成することによってバランスの整った配色が生まれます。

色の全体に占める割合によって、次の3つに分かれます。

  1. メインカラー
  2. サブカラー
  3. アクセントカラー

メインカラー

全体のイメージを表し全体の約70%位を占める色です。構成の中で最も広い面積を占め全体的な雰囲気を作ります。

スーツやワンピース、コートなど大きな面積を占める服に使われます。

サブカラー

メインカラーを引き立てる全体の約25%位を占める色です。全体をまとめ与えるイメージの方向性を決めます。

ブラウスやシャツ、スカートやパンツ、靴やバッグなどに使われます。

メインカラー、サブカラーという多くを占めるこの2色で大部分のイメージは決まります。

アクセントカラー

ファッションを引き締める全体の約5%位を占める色です。面積は小さいですが目立ち注目を集めます。

メインカラー、サブカラーと対照的な色や鮮やかな色を取り入れるとメリハリが生まれます。

アクセントカラーは必ず必要というわけではありませんが、あった方がバランスを取りやすくなります。

ネクタイやスカーフ、アクセサリーなどワンポイントに使います。

基本の7色

黒、白、グレー、紺、茶、ベージュ、カーキの7色なら何をどう組み合わせても上手くまとまります。

この7色でコーディネートの基本が定まれば、そこにアクセントとして赤などの差し色を合わせるといったイメージも湧きます。

配色の仕組み

色が美しくまとまるのは配色の仕組みがあるからです。配色の仕組みには次の4種類があります。

同系色による配色

類似色による配色

対照色による配色

認知による配色

同系色による配色

同じ色相の中から選んだ配色

類似色による配色

色の中に共通性や類似性がある配色

対照色による配色

コントラストがはっきりした配色

認知による配色

よく見慣れたなじみのある配色

配色テクニック

配色の考え方が集約された配色技法を使えば色を上手く構成できます。

主な配色技法には次の10種類があります。

トーン・オン・トーン配色

#FFFBC7#FFF67F#D6C677

同系の色による濃淡で作る配色です。色の持つイメージが強調される組み合わせです。

トーン・イン・トーン配色

#BEDFC2#9FD9F6#F4B4D0#F8C5AC

#5D310C#910000#801E6C#3B1E87

同系のトーン(色調)でまとめた配色です。淡い色なら淡い色、濃い色なら濃い色でまとめます。

グラデーション配色

#757088#595757#1E2C5C

3つ以上の色をトーン(色調)の変化に合わせて並べた配色です。濃い色と淡い色の段階的な組み合わせです。

カマイユ配色

#BD8C66#C8A06C#C78D4B

ほとんど同じ色による素材の違いで作る配色です。遠目には1色に見える繊細なコーディネートになります。

レピテーション配色

#AA9A00#406186#A72126#AA9A00#406186#A72126

3色以上の色を繰り返し使って全体のまとまりを作る配色です。柄物の服に使われます。

ナチュラル・ハーモニー配色

#5D310C#9B7843#C4D700#A5D4AD

自然な調和を作る配色です。自然にある色を基調にした組み合わせでぬくもりやあたたかさを演出します。

コンプレックス・ハーモニー配色

#010000#9E948F#727171#D6C677

グレーの入った人工的な調和を作る配色です。落ち着いた色を基調にした組み合わせで都会的なコーディネートになります。

トリコロール配色

#0068B7#F5F3F2#E8380D

色の差をはっきり分けた3色の組み合わせによる配色です。フランス国旗やイタリア国旗のようにコントラストがはっきりとします。

ピコロール配色

#E8380D#F5F3F2

コントラストのはっきりした2色の組み合わせによる配色です。トップスとボトムスで色をわけて色合いの違いを見せます。

マルチカラー配色

#00693E#801E6C#00496D#EB6100

3色以上の多彩な色からなる配色です。チェックやエスニックテイストなど複雑な色・柄の組み合わせになります。

まとめ

おしゃれになる服の色の合わせ方の法則についてご紹介しました。ぜひコーディネートの参考にしてみてくだい

この記事のポイント

・3色(メインカラー・サブカラー・アクセントカラー)による配色構成でバランスの整った配色になる

・黒、白、グレー、紺、茶、ベージュ、カーキの7色なら何をどう組み合わせても上手くまとまる

・色が美しくまとまるのは配色の仕組みがあるから

・配色の考え方が集約された配色技法を使えば色を上手く構成できる

着心地のいいセミオーダーフレンチリネンベージュブラウス

着心地のいいブラウス

☝詳細ページへ

着心地のいいセミオーダーフレンチリネンホワイトブラウス

着心地のいいブラウス

☝詳細ページへ

着心地のいいセミオーダーコットンリネンネイビーワンピース

着心地のいいワンピース

☝詳細ページへ

着心地のいいセミオーダーコットンリネンブラックワンピース

着心地のいいワンピース

☝詳細ページへ

着心地のいいセミオーダーレディース服ブランド「洋服工房ANNE」

ショップへ

洋服工房ANNEではセミオーダーのレディース服を製作、販売しております。

お気軽にお問い合わせください。

着心地のいいセミオーダーレディース服「洋服工房ANNE」の洋服作りへの5つのこだわり

同じカテゴリーの記事

服で体型をカバー!色柄やデザインの効果をコーディネートに活かそう色のコーディネートが上手くなる!おしゃれになる服の色の合わせ方の法則色で人の性格や印象は変わる!色のパワーをファッションに活かそうちょい足しで今っぽく!コーディネートのアクセントにトレンドカラーを取り入れよう

新着記事

デリケートな洋服を傷めない!洗濯ダメージを防ぐ洗濯ネットの正しい使い方アイロンがけの手間が楽になる!シワになるのを防ぐ洗濯の5つのコツお気に入りの洋服が色あせない!洋服の色落ちを防ぐ4つの洗濯の技洗濯物の生乾き臭を撃退!生乾き臭を防ぐ5つの方法と取り除く3つの方法シワや型崩れを防ぐ!たたむべき洋服とハンガーに掛けるべき洋服の見分け方

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です